渾身の一作

■「たからもの」は名曲
安倍なつみの壁紙を公開したわけですが、前々にも日記で触れていましたが、インターネットで配信されるドラマ「たからもの」の同名主題歌から、イメージを膨らまし、過去類をみないメッセージ性の強い壁紙に仕上がりました。
阪神大震災を題材にして10年経った現在を生きる主人公目線でのドラマのようですが、自分は当事者ではないので、被災された方の心情は想像するだけで共感までとはいかないかもしれませんが、少なくても主題歌には非常に共感させられ、思うものは違うかもしれないけど、心に閉まっているものを揺さぶり動かされたような心境です。
実際壁紙作成作業中もPCのバックグラウンドでは「たからもの」をかけながらの作業だったんですが、すばりコンセプトは郷愁です。
日本人の心の奥底には、夕焼けが郷愁をそそるものが誰かしらあるものだと思うので、背景には都会で生きる主人公が見るであろうビル群に映える夕焼けを配置し、足元にはそんな現実に憂う主人公の心情を水面に映ったような効果を施してみました。
素材となるなっち演じる千は、実際のドラマとは違いますが、過去のグラビアからイメージに最も近いカットを選択。
ロゴ部分は、曲名と歌詞からインスピレーションを受けたメッセージを載せてみました。
作成当初から全体の集約箇所として掲げていた部分が腕時計なんですが、歌詞の中にも最も印象的に使われている部分でもあるので、特にも細かい部分ながら最もこだわった所でもあります。
歌詞の主人公は「針を5分進める癖は・・・」とあるので、文字盤の5時51分というのにも大きな意味を持たせてあります。
ここら辺はなるほどと感じていただければ、作った者としては感無量ですね。
この壁紙を見ながら、曲を聴いていただいて何か感じていただければうれしいですね。
2005/10/25(Mon) 23:03:13 | サイト
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