古き良き日本

■ALWAYS 続・三丁目の夕日
最近DVDのレンタルしてなかったので久々に借りて見ました。
他愛もない日常のそれぞれそこで生活していく人々のささやかな幸せ、けして豊かではない時代にも関わらず、普段の生活こそが幸せであり、人との係わり合い方、この映画のテーマであると勝手に思っているお金では買えない何かを、今平成の世の中を生きている自分はお金で買える物はあっても、満たされないものがあることに気付かされる、そんな映画でした。
前作もちゃんと見ているのですが、何ていうのかな〜見ていてあの時代を過ごしてきた人達が羨ましいと感じるのは、どこか欠如してしまった部分があるんでしょうね。
不自由なく生活できている反面、何かを失くしてしまったようです。
少し落ち込んでいる時に見たからかもしれませんが、陳腐な言葉で言えば泣ける映画と同時に温かくなる映画でしたね。
何よりハッピーエンドはいいよ。

ちなみにこの前に借りたパンズ・ラビリンスという映画。
ダークファンタジーは好きなジャンルなんで借りて見たんですが、正直途中どれだけ止めようと思ったことか。
映画好きの自分としては、途中で止めるなんてことは絶対しない人なんで意地でも最後まで見ましたが、まあね〜受け取り方次第だと思うけど軽く鬱入るかもしれない映画です。
ファンタジー物なので、現実ではありえない妖精やら怪物が登場しますが、グロいけどそんなところは実は問題ではなく、ファンタジー映画とみるか少女の妄想映画とみるかによって、見る側が救われるか救われないかがはっきりする映画だと思います。
個人的には少女の置かれた境遇や周りの状況からの少女の妄想(現実逃避)映画だったと感じてしまったので、ラストも非常に後味が悪かっただけでしたね。
これね、正直過去今まで見た映画で一番後悔したかもしれない。
別にストーリーの運び方や映像センスはいいんですよ、むしろ画的には好きな部類なんですが、やはり見る側の捉え方次第だな〜。
少女の結末が救われたと解釈できる人には上質な映画なんでしょうけど、個人的にはただただ後味の悪さだけが残った映画でしたね〜。
ちなみに結構残酷な描写もあるので、お子様は見ない方がいいと思いますよ。
下手するとちょっとしたトラウマになります。(汗;
2008/05/22(Thu) 23:19:14 | 雑言
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