邦画三昧

■サイコサスペンス
ここんところ仕事があまりにも忙しいあまり、MGS4のためにPS3まで買ったというのに実質1時間程度しかゲームしていません。
どうやらゲームに熱中できなくなることが大人になるってことみたいです。(わら
そのかわりではないのですが、別の映画をレンタルした際本編前に長々と別の映画のCMあるじゃないですか。
たまたまその中で「魍魎の匣」っていう映画のCM見て、自分の好きな和製ゴシックっぽい映像が流れてきて、しかもSFチックかつ超常ものとサスペンスが交じり合ったような世界感の映画みたいだったので、レンタル開始日をチェックしておいて早速鑑賞。
かつて学生のころまでは小説読む人で、まあ今は活字離れも甚だしいんですが、原作を知らない分、各キャラクターがそれぞれクロスオーバーしながらも、一本の道筋に至るなんてもう完全に自分の好み。
時代背景も、自分が好きな日本の変革期のひとつ戦後の復興後という秩序と混迷が入り混じった時代(もうひとつは大正時代)で、不謹慎かもしれませんが平和と狂気が同居していた時代、人間の本質が覗ける感覚は、ちょっとしたカタルシスを覚えます。
ま、ストーリーは伏せるとして、グロテスクなシーンもあるので万人にはお奨めできませんが、サイエンスフィクション・サスペンス・超常現象・ホラーの要素のごった煮感は、個人的には満足でしたね。
そんな訳で今日(魍魎の匣は昨日見た)は前作「姑獲鳥の夏」を借りて見たんですが、監督も違えば当然2005年の作品なので、多少古めの印象はありましたが、非常にベーシックなストーリー展開だったのですが、シナリオ的にはこちらが好みかな。
そんなわけで何か和製ゴシックにはまり出した結果、同じコーナーにあった「奇談」も借りてきたので、こちらもじっくり鑑賞したいと思います。
2008/06/25(Wed) 23:24:11 | 雑言
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