Q.E.D.

■NHKドラマ
とりあえず初回見れなかったので、第2回リアルタイムで見たのですが、まあ贔屓目に見ても厳しいかなと。
ちょっと原作かじって知っていただけなので、まあ違和感が無いわけではないのですが、厳しいな〜。(高橋は結構いい線いってるけど、肝心の燈馬違い過ぎだろ)
正直「あれ、こんなに演技下手だっけ?」と思うようなオーバーリアクション気味な演技と、作られた表情ばかり、台詞も軽い印象で方々で酷評受けているのは何となく分かった気がします。(演出家のせいかもしれませんが)
で、ちょっと変則ですが第2話終了後、第1話を見たのですがどうも自分はまわりの方々と感性が違うのか第1話の方がまだ良かったように思います。
まあ1話完結のドラマなので今後の展開次第の部分はあるのでしょうが、ことによっては今後のソロワークにも影響及ぼしそうな気がしないでもない。
一応最終回まで見て再評価を自分なりにしてみたいとは思いますが、高橋は舞台向きなのかもしれませんね〜。
少し期間を掛けて作り込むような舞台でないと、持ち味はなかなか発揮できないんじゃないかなと。
ま、漫画原作とはいえ、主人公たちが原作からかなり逸脱しているので、原作の器を借りた別物と割り切って見た方がいいのかも。
で、シャーロック・ホームズ大好きな自分は、当然推理物も大好き(サスペンスは別物)なんですが、推理物の醍醐味といえば犯人やそのトリックをロジックで追っていく部分だと思うのですが、45分ドラマではちょっとはしょり過ぎというか、ちょっと強引なトリックすぎたり、一見計算されたようなものでも、偶然を引き起こさないと成立しないトリックは推理物としてはちょっと陳腐だったかなと。
っていうか、第2話の管理人、全て知っていた上での準備をしていたのなら十分共謀罪になるんじゃないのかな〜。
まあ首謀者が亡くなったとはいえ、人形や準備のスケジュールを記したノート、来館を促す日時を指定した手紙など物的証拠もあるし、だいたい人形に触れた静電気のせいとしても追求しない警察もまたおかしい話です。
そもそも殺害相手が触れる保障のないトリック自体が問題であって、種明かしのシーンも人形には興味がない人物にしておいて、落ちているハンカチを拾い、顔を拭いてわざわざ目を触りにいく意味が分かりません。
例えば嘘でも目に価値のある宝石が埋め込んであるとか、触らざるにいられない状況を作っていない点でトリックは成立していないと思うんですけどね〜。
ちょっと強引さというか、オカルトチックにしてみました感がちょっとシナリオ部分残念でした。

しか〜し、このドラマ、本質は見えそで見えないギリギリ感にありとみた。(わら
すいません、自分も健全な男性なんでどうしてもね〜ヒラヒラしたものに目が行きがちになってしまうのですが、内容ともかくコスプレドラマとして楽しむのも一興なのかも。(汗わら
2009/01/15(Thu) 23:17:35 | 雑言
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