虚構と現実の境界

■偶像とはいえ落差が大きい
いや〜さすがに今週は毎日ワイドショーに釘付けでしたね。
個人的にも今までのファン歴の中に酒井法子もあったわけで、ガキながらものりピーマンのキャラクター入ったペンケースとか、クリアファイルに雑誌の切り抜き入れてオリジナルの下敷き使ってたりと(今考えると痛い)、今でこそヲタと言われてもおかしくなかったのですが、中二病発症とともにアイドル物からは一度卒業したとはいえ、オンタイムで知っているからこそ一連の報道とアイドル当時の実像が全く結ばなく、また昨今の綺麗で可愛いお母さんのイメージがこれまた大きくて、悲劇の妻から容疑者への展開なんて「まさかね」と思っていた部分が現実になってしまうと、メディアで作られたキャラクターとの隔たりの大きさにさらに愕然とします。
矢口から始まったハロプロショックにせよ、もちろんメディアの前と私生活では違うだろうとは思いつつも、どこか私生活もそうであってほしいみたいな淡い希望は今だあるわけで、これからもメディアに作られたイメージとファンが作ったイメージでファンだけではなく、本人すらも踊らされていくんだろうなと改めて実感させられました。
ただ、親がジャンキーっていうのは芸能人だろうが一般人だろうが決してあってはならないし(独身でもですが)、一時の快楽とかダイエット目的なんてもってのほかです。
角界でもやったんだから、芸能界も一度抜き打ち検査したらどうですかね。
メディアに出ている以上、多方面への影響力って、下手な政治家より大きいと思うので、一度この世界も膿だしした方がいいですよ。
ま、芋づる式に出てきそうな気はしますが、頼むからハロプロ・OGはそういう暗部とは関わりあいがないと信じたい。

しかし、ワイドショーも何年前からいかがわしいクラブに出入りしていたとか、そういう情報を後出しするのは良くない。
事が発覚してから「実はあ〜でしたこ〜でした」では、秘匿行為ないしは隠蔽に協力したようなもの。
報道は正義と思うのであれば、水際なり拡散を防ぐということも報道のあるべき姿だと思うよ。
どうも「事が起きる=ネタ待ち」みたいな感じは、決して心象よくない。
ま、ゴシップで飯食ってる人たちにとっては、事が起きてくれないといけないんでしょうけどね。
しかし、これほどギャップの大きい事件ってかつてあったでしょうかね〜。
「やっぱりね」(某お塩氏)というのは何度も見てきたのですが、ここまで世間とのギャップが激しいと下世話だけど真相ってどうなのって思ってしまいますね。
少なくても、酒・タバコ・ギャンブル・ドラッグは、勧める奴が悪いとはいえ、結局するしないは本人の意思ですからね。
糾弾されるのはしょうがないと思うし、同情はあまり出来ないな〜。
2009/08/08(Sat) 23:26:35 | 雑言
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