ひねくれモノ

■健常者として
まあ最近ハロプロがいちゲストでしか来ないので、ほとんど見なくなったのですが、以前から「可哀想だな」と思ったら、それはメディア操作にまんまと乗ってしまっていると感じていて、ある種嫌悪感すら感じている部分もあり、本当にボランティアでやっている人や献身的な介護をされている方、障害を持っている方がメディアを通して訴えることに疑問を持っているのですが、確かに自分の知らない世界がテレビを通して病気への関心や障害者への理解は多少あるんだと思うけど、それが世の中を変えるほどのうねりがあったかと思えば、そう多くないと思います。
うちの田舎でも24時間テレビ寄贈車が走っているので、全国的にもかなりの寄贈車が走り、それを必要とされる方の役には立っているのかなと思って見ているのですが、かといって障碍者の方が理解され、住みやすい世の中とは言えないと思います。
今やバリアフリーや車イスへの対応はこと公共施設においては標準仕様のようですが、もっと必要なのは臓器移植法や新薬の認可、難病とされるものへの研究費投資を国を挙げてやらないと悲しい思いをする人がただ増えていくだけのような気がします。
メディアがただいたずらに同情心を煽るような番組を作るよりも、健常者がやるべき事をやる事を喚起させるような番組が必要なんじゃないかなと。
どこかで募金という名の免罪符を振りかざしてはいませんかね。
ま、そういう自分もエラそうな事は出来ないので、募金で社会貢献しているという悦に浸るくらいと、障碍者を障碍者として見ないし接しないのを心掛けているくらいなので(友人にいるからね)、ちゃんとボランティアなりチャリティーで活動している方々には敬意を払いたいと思うし、病気や怪我で苦しんでいる方々には、もっと頑張れと言いたい。
2010/08/29(Sun) 23:44:24 | 雑言
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