復興は確実に・・・

■当たり前の生活
甚大な被害のあった沿岸部と比べて、自分の住んでいる内陸部は化石燃料の供給不足が解消し、物流も動き出したことから日暮れと同時に閉まっていたスーパーもやっと自分の帰宅する時間まで開き始めました。節電中ではありますが、少しでも人の生活が見える灯りが増えるのは、まさに復興に向けて動いているんだなと感じさせてくれます。
ローカルニュースで見る沿岸部も、全国・各国からの支援物資や物流がかなり行き届いていて、まだ避難場所生活ではあるようですが、復興の兆しが見えています。

かたや原発。
日を追う毎に深刻度を増していましたが、次々問題が発生し、予断は許されない状況ではあるもの、現場で活動されている方々にはとにかく一日でも早く安心できるよう頑張ってくださいとしか言い様がありません。経営・監督する側と現場での温度差はあるとは思いますが、一国民としては現場で活動してくれる方々が頼りです。不安と恐怖に押しつぶされそうだと思いますが、今一度技術立国日本の底力を見せてください。

政府、東電幹部、とにかく正確な情報を出してください。
"基に準ずる"となる基準値が引き上げとか、"直ちに"影響の出る数値ではないとか、数字の眩惑や都合のいい日本語が使われると返って不安を増長させます。
とりあえず今は専門家のいう数値や言葉を信じて普段の生活を送っていますが、毎日原発のニュースを見るにつけ、不安の種は次第に大きくなっていくばかりです。
島国でもある日本は、海洋国家でもあることから、自国のみならず周辺諸国への配慮は外交上絶対必要だと思うし、これだけ支援をもらっているんだから、現在進行形の迷惑をかけている事故に対しても陳謝の念を忘れてはならないと思います。
技術立国として世界に名をはせた日本が想定外の天災とはいえ、起こしてはならない事故を起こし、いまだ解決に至っていないのは、技術立国という名の上にあぐらをかいてきてしまい、安心神話に浸っていた人災の側面も少なからずあったように感じます。現場は間違いなく生死をかけて頑張っているはずなので、政府、東電幹部には結果として問題が起きたら動くみたいな後手後手に感じるので、現場の頑張りを無駄にしないよう、迅速な解決を目指し、あらゆる可能性に対応できるよう、先手に手配すべきものは手配するよう、ぜひお願いしたい。

あ、それと政治的パフォーマンスはもういいから。
2011/04/05(Tue) 23:17:33 | 雑言
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