人生相談

■ある意味カウンセラー
FF12も終盤に差し掛かっているときに友達から電話あって色々人生相談を受けたわけですが、さしあたって同じ年を生きた者同士なんで特段アドバイスできるわけでもなく、ましては自分と同じで頼まれたら嫌とは言えない性格の者同士、周りに流されやすいのもどうかと思いつつ、男同士で2時間は話し過ぎだよ。(わら
案の定そんなにFF12進められませんでしたとさ。

■容疑者室井慎次
久々に映画レンタルしてきました。
踊るのいわば外伝シリーズなんですが、交渉人と同様主人公が違ってもシリーズの色は失われておらず、実に踊るらしい作品でした。
法の番人である警察、法の代弁者弁護士、それぞれの立場での思惑が交錯するという構図は、今までの踊るシリーズではなかった部分なので、個人的にこういう各々の思惑が交錯するっていうストーリーは好きですね。
実社会でも正義=真実ではなく、法>正義であって実社会においても法で守られている部分っていうのも実は法に縛られてたりするんだなと実感させられた。
折りしも山口母子殺害事件の裁判がニュースとして流れていたが、視聴者の一人としては報道された情報が全てであって、真実の部分というのは深読みするしかないのですが、紛れも無い事実として人が殺されているという点。
殺意があったかどうかなんてやはりそれは実際に手をかけた人物のみが知りうる話で、口を押さえたら死んでしまったから殺意は無いなんて誰が納得するんだ。
法を守るという事が劇中では真実を明らかにするという事ではなく、実は真実を隠しそれを生活の糧としている弁護士がいるということ。
皮肉にも昨今のニュースでは加害者側の弁護人がそう見えて仕方が無い。
法を守る、理想的な社会を生み出すためには無くてはならないんでしょう。
でも法を逸脱しても守らなきゃいけないものも、またあるような気がします。

ちなみに容疑者室井慎次のラスト、真実なんて意外とあっけないものなんでしょうね。
なんとなくやり切れないスッキリしない気分になったのは自分だけでしょうか。
2006/04/18(Mon) 23:04:01 | 雑言
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