機会は均等でも

■性差別じゃないよ
夜のニュースでやってましたが、男女雇用機会均等法の法改正があって、働く女性への不当・不利益になるような事柄が禁止事項に盛り込まれたようで、産休になることで会社から不当な扱いを受けている方々が映ってましたが、雇用の機会は同列でもこと実生活に絡む職場内での性格差はあるものと思っています。
勘違いして欲しくないのは、自分が女性を卑下したり差別主義者ではなく、むしろ女性を尊敬すらしていることをご理解していただきたいです。
女性が唯一無二にして生命を誕生せしめる存在であり、男性はただ種あるいは一時の快楽のためだけにいることで、すでに男女間にとっては大きな隔たりがあるものと思っています。
男である自分は、10ヶ月もの間生命をお腹に宿し、出産する経験というのが絶対的に体験できないし、おそらく想像の範囲を超えるほどの困難と喜びが女性は感じることが出来るんだと思います。
つまりはこの世に生を受ける生命全ては母という女性から誕生するという必然の中で人生を送っていられるので、自分にとって異性である女性は神にも近い尊むべき存在であります。
が、こと仕事をする面で女性が受ける不当な一面は確かにあるのでしょうが、こういう労働法一般は雇用者側というよりも労働者、立場の弱い側を保護する目的が主文だと思うのですが、実際産休で長期休まれるとその人の変わりに新たに雇ったり、他部署からの補充をしたりとすると思うのですが、結果産休明けに職場に復帰した場合、結果的に人を一人多く雇用したのと同じになって会社の負担増になってやしないかなと感じるわけです。
こういうご時勢、どこも景気がいいとは限らないし、むしろ産休で仕事に穴があけば、その分会社は利益を出せない(経費増とかで)状況に追い込まれるがゆえに、不当な扱いもあるのだと思います。
もちろん理解のある会社や上司がいる職場も多いのだと思いますが、日本という社会においてはまだまだ一部だと感じています。
別に産休することが悪いというわけではありませんが、今回のような弱者保護による法改正もおおいに結構なんですが、その会社自体倒産しては元もこうも無いと思うので、そういう中小企業も救済できるようなシステムが必要じゃないかなと思うんですけどね。
ただ安易に派遣で人員補充とか期間社員で対処したところで、昨今問題になっている低賃金所得者を増やすだけだと思うし、産休明けてもちゃんと職場復帰できるような法改正こそ必要だと思いますね。
そういうことで結婚・妊娠についても仕事と天秤にかけても安心して生活できるような社会が一番望ましいと思うし、高齢化少子化にとってもいい事だと思います。
報道も、弱者視点であれば視聴者の共感も得やすいんだろうけど、不当な扱いをする側にも言い分があると思うので、そういう部分もちゃんと取材して欲しいなと思いますね。
全体的な問題点を出さないことには、その本質が見えないのだと思います。

■コミック
学生のころは昼食代削ってまでジャンプやマガジン・サンデーを読んでいたのですが、大人になるにつれてだんだん読まなくなるものなんですが、いまだコミック買いは辞められないですね。
漫画だと好きな作家のものだったりを揃えていったり、たまにジャケ写買いならぬ表紙買いをすることもあるのですが、ここ一番のお気に入りは「よつばと!」でしょうか。
「あずまんが大王」の作者が描く5歳の女の子を中心にお父さん・お隣さんや友人と織り成す夏の日の日常は、まさにほのぼのを絵に描いた(実際漫画ですが)ようで、どこか懐かしくもあり、おかしくもあるそんなホッとするような漫画です。
最近嫌なニュース、殺伐した世の中ですが、人っていいなと思わせてくれる漫画は少ないので、とにかく老若男女問わずお奨めしたいですね。
ちなみにアマゾンとかにリンク貼ったりはしないので(わら)、自力で検索してみてください。
2007/05/22(Tue) 23:40:01 | 雑言
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