イメージ産業

■アイドル=仕事
歌が好きならば路上パフォーマンスやカラオケで歌えばいい。
あえて芸能事務所と契約して、大勢の前で歌う意味って何だ?
結局はアイドルって、趣味と実益を兼ねたお仕事?

じゃ〜応援ってなんだ?
ファンってなんだ?

パフォーマンスに対して対価を支払うだけ?
ファンはあくまでお客さん?

明確な答えが出せないことに気付いた。
ただ単純に歌が好きダンスが好きだったら、別に大勢の前で歌ったり踊ったりしなくてもいいはずだし、勉強や恋愛だって誰に咎められることもないはず。
が少なくても彼女たちは大勢の前で歌い踊り、収入を得ている。
自分はステージの下から見る側なので、彼女たちが何を思ってステージの上から、笑顔で歌い踊る理由が分からない。
でも自分は彼女たちのパフォーマンスを見るためにチケットを購入し、会場まで足を運ぶ。

応援ってなんだ?
ただパフォーマンスを見たいだけじゃないのか?

ただ彼女たちが楽しそうに歌い、踊り、話す、そんな空間を楽しみがたい為にチケットを買うのかなもしれない。

対価を得るためには制約が多い中で、好きな歌やダンスは楽しい?
彼女たちは何のためにステージに上がるのかな?

恋愛をしたっていいじゃないか。
当然だ。

しかしながら制約の多い世界に自ら飛び込んだのは彼女たちだ。
誰も強制していない。
制約を享受することを自ら選んでいるのだ。

が残念ながら彼女たちが制約を軽んじていることは否めない。
自ら選んだ道だからこそ、制約を無碍にすることの責任はあるはずだ。

一般社会でも自分が動く中で、形は違えど制約はつきまとう。
それは校則だったり、雇用契約だったり、交通ルールだったり、法律だったりするわけで、所・時間が変われば制約の中身も変わったり、絶えずつきまとったりするものだ。

確かに恋愛は自由だ。

でもそう言えるのは、その制約の外にいる者だけだ。
制約の中にいる以上、それは自由とは言えない。

そういう世界に彼女たちはいるのだ。

アイドルとしてではなく、ひとりの女性として好きだから恋愛もいいだろうとファンが言ったところで、ファンなんて仕事をしている彼女しか見れてないわけで、一部分しか見ていないはずなのに彼女自身全てを知った風に言うこと自体間違っている。
所詮はアイドルというイメージ、誰もが得られる情報からは逸脱した考えではないからだ。
結局ファンとはそういう制約のある世界を外から見ている傍観者にすぎない。
あくまで彼女たちを理解しているように感じているだけ。
イメージ通りかもしれないし、そうではないかもしれない。

制約の外に出ることは簡単だ。
今一度言おう。

彼女たちが自ら選んで進んだ世界だ。
2007/05/28(Mon) 23:42:09 | 雑言
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