耽美イズム

■異質な様式美
最近の歴史ブームに乗っかっているわけではないのですが、ある年齢から古い時代の出来事やら当時の世相が面白くて、それこそ日本史や歴史の教科書では教えてくれない出来事や掘り下げた話など、やたらと興味が湧きまして、個人的に好きななのは大正から昭和初期の日本ですかね。
文明開化からかつての日本文化が混ざり、ある種混沌としながらも様式美があるような、また現実非現実が隣り合わせのような不思議な時代と感じるのですが、と同時に陰惨で鬱屈した時代にも感じるんですよね。
最近では「木島日記」なる上中下巻になる漫画(活字離れなもんで)を見まして、なおさら非現実な話だけど、あたかもありえるのでは?と思わせる時代だったんだな〜と思いますね。
これが現代社会だと一蹴されて終わるんでしょうが、日本の歴史の中でもかなり異質な時代だったのだと思います。
ま、学生時代からオカルトの類は好きな方で、グロテスクでなければよく見聞きしたのですが、いまだその嗜好は変わってないようです。(汗;
あれかな、現実逃避したいのかも。

ちなみに今はレッドクリフの影響を受けて、横山三国志を読み進めています。
といっても、漫画を見るのはほとんど寝る前直前なんでなかなか進んでませんが(すでに一ヶ月経過中)、英傑達の時代の後のところなのでもうちょっとで読破できそうです。
2009/05/28(Thu) 23:19:29 | 雑言
Tittle:
Name: