韓流エンタメの襲来

■怒涛の勢い
何だか分かりませんが、ここ1年足らずでK-POPユニットが相次いで日本音楽業界に進出しているようで、昨今自分自身バラエティよりニュースや情報番組を好んで見ているので、最近疎くなってきた自分でも芸能ニュースを見ていると、いやでもぞくぞくとK-POPの波が押し寄せてきているのが分かります。
昨日だったかな、宮根さんが出てる夜の情報番組で丁度K-POPについて現地から特集を組んでいたので何気なく見ていたのですが、まあその番組情報を鵜呑みにすれば、韓国の音楽市場は日本の30分の1なのだとか。(記憶が曖昧なので何十分の1だったと思います。)
しかも毎日14〜15時間レッスンを受けてデビューが3〜4年後だとかで(当然オーディションを勝ち抜いた精鋭でのようで)、まあ娘。の遍歴を知っている者なら昨日まで素人が、今日にはトップアイドルでデビューしているなんてことは周知の事実だったことから、いかに韓国で芸能という業界が厳しいのかが画面を通してわかりました。
事実、まだ本国でデビュー前にも関わらず、すでに日本進出の為日本語をレッスン中だというのだから、アジアの中でも日本のマーケットの重要性がうかがえます。
今は大分落ち着きましたが韓流ブームの時は、どちらかというと日本発信だったのが、丁度逆流しているかのようです。
ちなみに上記のようにちゃんとレッスン期間を設けて、スタイルも良く、歌唱力もあり、ダンスも抜群といったユニットが大挙として押し寄せているのに、肝心の日本の音楽市場は声優が歌手してたり、ちょっと勘違いしちゃった子がいたり、やる気があるんだかないんだかぱっとしないパフォーマンスだったりと、レベルは段違いです。
一応これ書く前にKARAと少女時代のPVは見たのですが、確かにパフォーマンスは凄い。
そこで思い出したのが先ほどの宮根さんの番組時に現地の年輩の俳優との対談した際の、韓国の俳優さんが言った言葉で「今は刺激だけが先行し、感動や感情が伝わってこない(のようなニュアンス)」と言っていたのはまさにこれだなと。
向こうも日本メディアを研究しているんだと思うけど、確かにメディアが食いつきそうな「ヒップダンス」や「美脚」といったファーストインプレッションに刺激の強いものを持ってきているなと感じたと同時に、完成されてしまっているので1・2曲はいいけどすぐ飽きられるんじゃないかなと感じました。
みんな美人だし、スタイルも抜群、同じアジア人だから親近感もある、日本市場には溶け込めやすいんだと思うんですが、いかんせん見た目の個性が薄い。
メディアの取り上げ方次第のような所もありますが、日本人アーティスト(大きい括りで)とは違い、パーソナルの部分が伝わらず、ライト層はすぐ付くとは思いますが、ストーリー性が見えないと日本市場ではグループでは成功しない(特にも女性ユニットは)と思います。
娘。(オーディション落選組からの〜加入・卒業等)然り、AKBの劇場から全国区や、Perfumeの下積み等、日本で女性グループが受け入れられる要素として、そのグループの歴史みたいなものが見えてないとディープなファンまではいかないのかもしれません。
可愛い・きれいだけだったら別に韓流である必要はないですからね。
日本の音楽業界で生き残っていくのは一過性は多々あれど、継続していくものは何かしら個性がある人やグループのような気がしますが、今のところK-POPに関しては一過性にしか見えません。
そういえばハロプロの韓国メンバーはどうなったんですかね?
2010/08/31(Tue) 23:16:40 | 雑言
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