精神疲労

■半パニック状態
先週末から社内的に想定外な事態が発生し、休み返上で今現在も収拾にあたっております。
あ、ちなみにSONY社員じゃないからね。
まあ半パニックとはいえ、こうブログ書けてたり、ニュース見てたりする余裕までとはいかないが、日に日に道筋が見えてきているのが、せめてもの救い。
相変わらずトップの体面と金主体の論議がかみ合わず、非常にストレスが溜まりまくりです。企業だから確かに収益を考えないで行動するというのは考えられないことなのは百も承知ですが、今自分が置かれている立場が、他社員にとって建前の話が本音のことまで聞こえる位置にいるので、個人的に嫌気がさしてきています。
まあだからといって、ただでさえ不景気、さらに震災と周囲の労働環境は明るい兆しが全くありません。
かといって中途半端に逃げることは絶対したくないので、いずれにせよ長くはないなと。
この間、危なくキレそうになる寸前で上役がやんわりと諭してくれたので、ありがたかったですが、再来週くらいまではこんな状況かな・・・。

ということで久々に自分のサイトのBBS見たら荒らされていたので、さっそく強化。
何年か振りの荒らし書き込みに対策方法忘れていました。(汗;

被災地へ

■少しでも支援を
内陸に住む自分は、現在は家はもちろん電気・燃料・食糧もほぼ普段に戻りつつあるので、生活水準だけでいえば被災地にかぎりなく近い首都圏みたいな、沿岸部の方々と比べればやや心苦しい生活を送っています。
まあ本来普通の生活に戻れることが出来ることは喜ぶべきなのですが、避難されている方に知っている人がいると、遅まきながら自己の生活が送れることで心の余裕が出来、やっと動くことが出来たという感じなので、大分遅くなってしまいましたがお見舞いと少しばかりの支援を兼ねて様子を見てきました。
道路は大分路肩の瓦礫も片付かれてきて運転に支障もなくなってきましたが、いまだ目に飛び込んでくるのは瓦礫の山、というよりも一面瓦礫といった現状がまだ続いています。
道中、路肩に車を止めて周りを見ている人、写真・ビデオを撮る人が結構います。
自分と同じように直接被害のない内陸部からの見学かと思われますが、被災者を思えば無用な移動や交通の妨げになるような行動は、まだ「震災中」ですので控えておいた方がいいと思う反面、テレビでは分からない現実をちゃんと見ておいた方がいいと思う自分もいます。後者の考えは直接被害のない者が思いつく考察なので、被災された方にとっては自分の住んでいた場所を面白半分に見られることは好ましくないと思う気持ちも分かるのですが、中には自分もそうですけど、小さい頃から来ていた夏の思い出の場所の変わり様は目に焼き付けておきたい、一目見ておきたいという心情もあることから、観光や冷やかしでは来ている人はいないと思いたいです。同じ県人・東北人として傷みを分かちあいたいと個人的にはそう思っています。
ほんと、物心ついた頃から毎年のように来ていた海水浴場が姿を消し、思い出の建物もない風景は地元の方にも悲劇でしょうけど、そこで思い出を作ってきた者としても悲劇でしかなく、地元の方には全てが色んな感情が混じった悲劇の場所でしょうけど、所々の何かしらあった場所は小さいながらも大切な思い出を作ってきた地元でない者が現実を直視させてもらってもいいのかなと、指を差しながら何もない海岸沿いで何かしら話している家族の姿が印象的でした。
そんな光景と行けども瓦礫が連なる沿岸沿いを進み、約一ヶ月振りに知り合いと合ったのですが、思いのほか元気そうで、なぜか自然と交わした握手は力強かったです。
小一時間ばかり話しをしてきたのですが、やはり地元の人が語る異常なまでの災害、でも小さい頃から身についていた沿岸に住む人ならではの防災意識や海を見ての判断など、確かに想定外の災害だったのでしょうが、内陸の人間に比べたら格段に意識は高かったようです。
ただ近年津波警報と言っても数十cmの海面変化だったので、津波への恐怖が薄らいでいたのは事実だったようです。
また道中野次馬らしき人が結構居たことについても、この方はテレビより現実を見れるのであれば見ておいた方がいいという考えのようでした。自分もそうですが、見てその場の匂いや空気を感じることが、テレビで見ることより格段に事の深刻さをまさに瓦礫類が物語っているからです。まあみんながみんな野次馬らしき人は歓迎しないでしょう。ただ内陸の人間もこの目で現実を見て感じて動くべきなんじゃないかなと実感してきました。
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潮の匂いと目の前に光景にただ立ち尽くすのみ。
復興が簡単ではないのは多分みんな分かっていると思うんだけど、気持ちの持続が今後の課題なんだと思う。
内陸の人間の自分はこの光景だけでも十分折れそうだ。
沿岸地域の方々の粘り強さにただ感服するのみ。

いい刺激になりそう

■英会話教室初日
今日からしばらく週一の英会話教室のスタートです。
初日ということもあり、参加者のおばさま方はすでに何度か通っている方々の様なので自分は新参者のようで、一応自己紹介をするも中学英語レベル(低い方)なので、中一で初めて習った自己紹介みたいな「マイネーム イズ〜」「アイ ライク〜」でやり過ごすも、ただでさえ日本語の自己紹介も危ういのに、自分で何言ってるか分からないほど緊張してしまいました。まあこう後になってくると恥ずかしさがジワジワときますな。(汗;
中二辺りから英語は苦手教科で学生時代は大分苦労させられたのに、今こうして自ら英語で会話をしたいと思うようになるとはね。ただでさえ人見知りなのに・・・。
まあ仕事終わりに習うということもあって、本格的な教室ではないのですが、非常にアットホームな雰囲気でさせてもらい、日本でいう幼児学習のような教材等で遊びながら学ぶといった感じで、授業時間もあっという間でした。こんな感じで学生時代も勉強できたら英語嫌いにならなかっただろうにと思いながらも、単語学習と社会人になってからのPC作業で下手な英単語は身についていたようで、単語から先生のネイティブな言葉や文法から答えを探っていく作業に今日は大分脳を使ったようでかなり疲労こんぱいです。
でもこんな感じで下手に型にはまった学習よりは自分にはあっていると思うので、まあしゃべれるようになるかは疑問ですが、相手のしゃべってる事をある程度理解できて、単語の組み合わせでも意思疎通ができるくらいになれればなと。
個人的には小さい子供が覚えるように、とにかくネイティブな英語を集中的に耳に入ってくるという状況は、確かに何とか理解しようと集中しているのが実感できます。
スピードラーニングとかの教材も怪しいもんだと思っていたのですが、耳が英語に慣れるというのは効果があるのかもねと実感。
とりあえず最終日まで休まず出席したいなと。

気が小さくなった

■余震が怖い
3月11日の長い地震も怖さよりも凄さに圧倒されていたんですが、今月7日の6弱の余震以降は、ちょっと大きく揺れるものや地鳴りのする震度4・3レベルに身構えている自分がいて、地震は怖いと初めて認識しています。
何より電気のない生活、情報の無さや暖房・照明・調理などの生活に欠かせないものが一切使えないという事態を一度経験してしまうと、復旧した時の喜びがひとしおだった分、もう二度と経験したくないと思ってしまう自分がいます。
いまだ不便な生活を強いられている避難者の方々には申し訳ないのですが、やはり一度ライフラインの寸断から復旧し、再度寸断されるというのは身に応えます。
いまだ地鳴りから先にくる余震やいきなりズドンとくる余震は続いていて、また停電だけは何としても起きてほしくないと願う日々です。

近々被災地の知り合いに陣中見舞いをする予定。
自分より遥かに不便な生活をしていると思うので、出来る範囲で支援をさせていただこうと思います。
悲しいかな、肉体労働が出来ない身なのでボランティア活動もかえって迷惑かけそうなので申し訳ないですが、身近な人にですけど物資等で応援させていただきます。

またもや停電中

■灯りが恋しい
寝る少し前にまたいつもの余震かとたかをくくってたら、ズドンと打ち抜くような衝撃が突然起き、すぐさま縦横の激しい揺れの中、また目の前で倒れていく本やCDを眺めながら、揺れが収まる間際、まだ暗闇の世界です。
結局2時過ぎまで起きてしまい、なんとか寝ましたが如何せん寝不足です。
復興の明るい兆しが日増しによくなっていく光景と自分自身の生活が、また3月11日の夜に戻ってしまいました。
とりあえず電気だけのようなので、早急な復旧を望みます。
いつになったら「普段の生活」と言えるのだろうか。

復興は確実に・・・

■当たり前の生活
甚大な被害のあった沿岸部と比べて、自分の住んでいる内陸部は化石燃料の供給不足が解消し、物流も動き出したことから日暮れと同時に閉まっていたスーパーもやっと自分の帰宅する時間まで開き始めました。節電中ではありますが、少しでも人の生活が見える灯りが増えるのは、まさに復興に向けて動いているんだなと感じさせてくれます。
ローカルニュースで見る沿岸部も、全国・各国からの支援物資や物流がかなり行き届いていて、まだ避難場所生活ではあるようですが、復興の兆しが見えています。

かたや原発。
日を追う毎に深刻度を増していましたが、次々問題が発生し、予断は許されない状況ではあるもの、現場で活動されている方々にはとにかく一日でも早く安心できるよう頑張ってくださいとしか言い様がありません。経営・監督する側と現場での温度差はあるとは思いますが、一国民としては現場で活動してくれる方々が頼りです。不安と恐怖に押しつぶされそうだと思いますが、今一度技術立国日本の底力を見せてください。

政府、東電幹部、とにかく正確な情報を出してください。
"基に準ずる"となる基準値が引き上げとか、"直ちに"影響の出る数値ではないとか、数字の眩惑や都合のいい日本語が使われると返って不安を増長させます。
とりあえず今は専門家のいう数値や言葉を信じて普段の生活を送っていますが、毎日原発のニュースを見るにつけ、不安の種は次第に大きくなっていくばかりです。
島国でもある日本は、海洋国家でもあることから、自国のみならず周辺諸国への配慮は外交上絶対必要だと思うし、これだけ支援をもらっているんだから、現在進行形の迷惑をかけている事故に対しても陳謝の念を忘れてはならないと思います。
技術立国として世界に名をはせた日本が想定外の天災とはいえ、起こしてはならない事故を起こし、いまだ解決に至っていないのは、技術立国という名の上にあぐらをかいてきてしまい、安心神話に浸っていた人災の側面も少なからずあったように感じます。現場は間違いなく生死をかけて頑張っているはずなので、政府、東電幹部には結果として問題が起きたら動くみたいな後手後手に感じるので、現場の頑張りを無駄にしないよう、迅速な解決を目指し、あらゆる可能性に対応できるよう、先手に手配すべきものは手配するよう、ぜひお願いしたい。

あ、それと政治的パフォーマンスはもういいから。

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